薬指を安定させると素手感覚が増す

独自の「指かけ」が高めるポテンシャル
野球グローブには「指かけ」と呼ばれる親指と小指をホールドするパーツがあります。
指の安定をはかると同時にグローブを握る力の伝達をアシストする大切な役割を担ったパーツです。
地味ながらも重要な機能を持つ「指かけ」ですが、SpeedStarのグローブは親指と小指の他に、薬指にも「指かけ」を設けています。
この薬指用の指かけは、グローブの中で不安定になりがちな薬指の状態を改善するために開発された、SpeedStarの大きな特徴とも言える部品です。
この特徴的な「指かけ」によって、SpeedStarのグローブは従来のグローブには無い卓越したフィット感と抜群の安定感を実現しました。
薬指をホールドすることでグローブの中で手が定まらずにブレた状態が改善され、「素手感覚」のフィールディングが可能となるのです。
ボールをグローブに当てて捕球するのではなく、しっかりと掴んで捕球するスタイルの野手にとっては特に「素手感覚」のグローブは心強いでしょう。
野球グローブにとって最も重要な「ボールを掴む」というポテンシャルの高さをSpeedStarのグローブには感じられるはずです。
プレースタイルに応じた多彩なモデル展開
薬指に付けられた「指かけ」の他に中指に「指かけ」を設けたモデル、小指部に2本の指を入れることが出来るモデルもあります。
どのモデルも捕球のしやすさ、掌の動きのサポート、手の負担の軽減等に寄与するユニークな構造です。
これらSpeedStar独特の設計は野球を知り尽くした当社スタッフのアイデアを経験豊富なグローブ職人の技によって世に出すことが出来ました。
一見、突飛に感じられる着想ですらカスタマイズ可能な柔軟な生産体制は日本製グローブだからこそ出来ることで、多様な要望にも意欲的に応じることが出来るのはオーダーグローブの大きな魅力の一つでしょう。
尚、この「指かけ」は意匠登録申請中のSpeedStar独特のアイデアです。